新しいピラティスの教科書
【ピラティスの基本を丁寧にまとめました】しなやかな筋肉を身につける。目指せ、疲れない体、折れない心。
ピラティスが重視するのは、「呼吸、姿勢、メンタル」。健康にかかわる話題のテーマが凝縮されています。今、ピラティスは美容だけでなく、医療、介護、カイロプラクティック、フィットネス、スポーツなどさまざまな業界で注目されているのです。
本書は、健康への意識をもった方や、現在ピラティスに向き合っている方に向けて、ピラティスの基本を丁寧に解説した本です。もちろん、はじめての人も大歓迎。エクササイズは自宅でも取り組みやすいように、写真とイラストをふんだんに用いて解説しています。
ピラティストレーナーによる解説で「正しい方法」「一人でできる方法」がわかり、カイロプラクティック理学士による解剖学的(筋肉、骨格)な解説によって、「体の不調に関する知識や改善する方法」「理想の体になる方法」もわかります。ありそうでなかった、ピラティスの入門書にして決定版です。
ピラティスとは
ピラティスは、体幹(コア)やインナーマッスルを鍛え、姿勢や柔軟性を改善することを目的としたエクササイズです。1920年代にドイツ人のジョセフ・ピラティスが、負傷兵のリハビリのために開発しました。現在では、健康維持や美容、リハビリテーションなど多岐にわたる目的で世界中に広まっています。
ピラティスの種類
ピラティスは主に以下の2種類に分けられます:
マットピラティス:マットの上で自重を利用して行うエクササイズ。道具が不要で、自宅でも手軽に始められます。
マシンピラティス:リフォーマーなどの専用マシンを使用し、バネの抵抗を利用してエクササイズを行います。負荷の調整が可能で、初心者やリハビリ目的の方にも適しています。
ピラティスの効果
ピラティスを継続することで、以下のような効果が期待できます:
姿勢の改善:インナーマッスルを鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
マシンピラティス専門スタジオpilates K
肩こりや腰痛の軽減:体のバランスが整い、筋肉の緊張が緩和されることで、肩こりや腰痛の予防・改善につながります。
柔軟性の向上:関節の可動域が広がり、日常生活での動作がスムーズになります。
ストレスの軽減:呼吸法と集中力を高める動作により、心身のリラックス効果が得られます。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスとヨガは似ている点もありますが、目的やアプローチに違いがあります:
目的:ピラティスは体幹の強化や姿勢改善を主な目的とし、ヨガは心身の調和や精神的な安定を重視します。
呼吸法:ピラティスは胸式呼吸を用いて交感神経を刺激し、体を活性化させます。ヨガは腹式呼吸を用いて副交感神経を刺激し、リラックス効果を高めます。
動作:ピラティスは流れるように連続的に動き、筋肉を鍛えることに重点を置きます。ヨガはポーズを静止して保持し、柔軟性や瞑想を重視します。
ピラティスの始め方
ピラティスは自宅でもスタジオでも始めることができます:
自宅での実践:マットピラティスはマットさえあれば自宅で手軽に行えます。オンラインレッスンや動画を活用すると効果的です。
スタジオでのレッスン:マシンピラティスや専門的な指導を受けたい場合は、スタジオでのレッスンがおすすめです。インストラクターから正しいフォームや呼吸法を学ぶことができます。
ピラティスは、年齢や性別を問わず、誰でも始められるエクササイズです。継続することで、身体の内側から健康と美しさを手に入れることができます。